皮膚は内臓の鏡

誰もが憧れる「健康で美しい肌」には「もち肌」「ツヤがある」「潤いがある」「キメが細かい」などが挙げられます。それらは全て、内面からにじみ出るものであって、お化粧をしてキレイになった とは別の次元の美しさがあります。

東洋医学には古くから「皮膚は内臓の鏡」という言葉があります。これはまさに身体の内面が健康(キレイ)であれば、外面の皮膚も健康(キレイ)であるということを指してます。
  逆に身体の内面に 調子の悪い部分があれば 皮膚にも調子の悪い部分が出てきます。

一般的には「胃の調子が悪くて口内炎ができた」「便秘が続いて吹き出物ができた」「寝不足で眼の下にクマ(腎機能低下)ができた」などはよく耳にすると思います。


当院のアトピー性皮膚炎の4つの考え

アトピーとは「原因不明」という意味が語源にあり、アトピー性皮膚炎とは原因不明の皮膚炎という意味です。私自身、息子が2歳の時にアトピー性皮膚炎を患い もちろんステロイドなど使いたくはなく 食事や鍼灸で何とかならないかと試行錯誤しておりました。そんな時 明治国際医療大学(母校)の北出先生と縁があり、Bi-Digital o-Ring Testで活躍されていた岩本先生を紹介していただき、息子のアトピー性皮膚炎は改善され、その後一度も再発しておりません。その時に岩本先生に師事し、Bi-Digital o-Ring Testを約10年間学び、そこから自分自身での新たな発想もあり 独自のテスト法:陰陽太極テストを考案し 現在の治療に役立てております。

息子のアトピー性皮膚炎で学んだものでは

  • 内臓の弱りが皮膚の状態に影響している。
  • 内臓の弱った場所には 異常物質(重金属、ウィルス、細菌、有害物質など)が存在し、状態改善の妨げになっています。
  • 食品には それぞれ性質がある。分かりやすい例で言えば・・・お酒は肝臓に負担、糖分はすい臓、塩分は腎臓。・・・それ以外にも卵?小麦?大豆?とうもろこし?といったものもそれぞれ負担になる臓器が存在し、その臓器に弱りのある場合は その食品を避けて養生することも大切である。
  • 内臓の弱りは 血液検査では分からない事が多く 原因不明とされているが 鍼灸ではツボの反応、舌の状態、脈の状態などで判断がつき 陰陽太極テストでは カラダの異常部位の特定や有効なツボも検出できます。

 以上を含め当院のアトピー性皮膚炎の4つの考えの詳細は下記の通りです。


①食品等の適不適合を見極める

  • 陰陽太極テストでは適合するものは閉まり、不適合のものは開きます。
  • 適合するものはカラダを助け、不適合のものはカラダに負担となる。
  •  適合するものでも、適量がある。過度の摂取は不適合となる。
  •  食品によって負担となるカラダの部位がある。(異常物質の増加など)
  •  負担のかかるカラダの部位には休息が必要である。(除去食など)
  •  病院で検出されたアレルゲン以外にもアレルゲンは存在する。
  •  不適合の食品も、カラダの機能が上がったくれば摂取しても反応が出にくくなる。
  •  食品以外にも、ダニ・ハウスダスト・衣服・風呂・風呂水・洗剤・ペット・電磁波・アスベスト・化学有害物質などもアレルゲンになりえます。
  •  昔と比べ食品には農薬や抗生物質・添加物などが多く含まれています。
  •  土壌汚染や海洋汚染などの環境汚染が様々な食品に影響を及ぼしています。

②カラダの異常物質(重金属、ウィルス、細菌など)を除く発想

  •  我々は無菌室で生活している訳ではありません。
  •  身の回りにはウィルスや細菌などが、目には見えませんが沢山存在します。
  • 「ものもらい」や「口内炎」などもウィルスなどの仕業です。
  • 陰陽太極テストでは同じ物質同士は共鳴する反応があります。                         (ウィルスや細菌なども同様に共鳴します。)
  •  ウィルス、細菌などはカラダの免疫力の落ちている部位を好む。(居心地が良いのかな?)
  •  アトピー性皮膚炎も同様に元気そうに見えてもカラダの何処かに調子の悪い部位が存在します。

③カラダを活性化し免疫力を高める発想

  • カラダの調子が悪い時は免疫力が落ちている時です。
  •  ウィルスや細菌などはカラダの免疫力が高いと活動が低下します。逆にカラダの免疫力が低いと活発に活動します。
  •  ウィルス、細菌などはカラダの免疫力が落ちている部位を好むため、その部位の免疫力を高めてやることが必要である。(居心地を悪くする)
  •  重金属、ウィルス、細菌などに適合する食品やサプリメント等の適量をアドバイスし、それぞれの反応を最小にする。
  •  陰陽太極療法でカラダを活性化し免疫力を高める治療穴を選択肢、適量の刺激を施す。

④自前の副腎皮質ホルモン(ステロイド)を出させる発想

  • 外から人工のものを補う発想ではなく、自らの副腎皮質ホルモンを活性・分泌させる発想。
  •  アトピーや喘息・花粉症の方は副腎皮質ホルモンの分泌が低下していると云われている。
  •  人工のステロイドで補い過ぎると副腎の機能は落ち込んだままである。
     (何でもそうですが「眼鏡をかけるとそれ以上の視力を回復する力が湧いてきにくくなる」、「車に乗ることが多いと足が弱くなる」、「腹巻を常時していると外せなくなる」などのようなものに似ています。本来の自然治癒力は便利なものに頼りすぎると落ちていきます)
  •  下垂体からの指令で副腎皮質ホルモンは分泌されるといわれています。
  •  下垂体や副腎の機能を上げることも当然必要である。


基本情報

open: 9:00~20:00(火・水・木・金・土・日曜日)(最終受付18:30)

 

close :月曜日・祝日

御予約優先:℡06-6791-7821

大阪市平野区加美鞍作1-4-4


お役立ち配布資料